光 影

見せるから魅せる写真へ

花の意図が分かってくると写真も劇的に変わります

花に惹かれるのは蝶だけじゃなく人も..

綺麗な花を見ると思わずパシャって

一枚撮りたくなりますね。

シャッター押す前にちょっと時間を、

綺麗な花、

いったいどこに惹かれて撮りたくなったんでしょ?

フクジュソウ

データ:ニコンD750 タムロンSP90  f6.3 1/320秒

 

まるで自分で光ってるかのように

春先に雪融けのお山などで一番に顔を出すお花、

お日様が当たると開きだし、

パラボラアンテナのような花弁で光を芯に集めます、

花弁は光をシッカリ反射して

離れたところからでも輝いて見えます。

光が集まった花芯は,

周囲の温度よりも10℃以上高くなり、

まだ肌寒い気候の中

少ない虫を誘っているのですね。

 

さて、こうして花の特徴など調べてみると

この写真に花の意図が見えて来ませんか?

花にとってみれば、

綺麗な周りの花弁よりも光の当たってる

芯に注目して欲しい、

人が鑑賞するために咲いてる訳じゃない~

と言いたそうな。

花が来てほしいのは、人じゃなく虫。

撮った後でもいいので、花の事を調べてみると、

変わった特徴や思いがけない花の顔なども

知ることができ

次に同じ花に出会ったら

思い出して違った一面が見えてくるかも。


実際にこのように撮ってみたい

そこでカメラの露出補正などいろいろいじってみても

この写真よりかなり明るくなってしまいます。

後でレタッチなどしても良いのですが、

私は撮った画像をJPEGではなくRAWと言う

ファイルで保存しています、

RAWについてはまた機会が有れば詳しく説明しますが

簡単に言えば光の三原色である赤、緑、青(RGB)

それぞれの情報を三色に分解して保存する形式です

 

いまいち分かりにくいかもしれませんが、

そのファイル自体では写真としてみることが出来ないので

現像と言う処理をしてJPEGに変換します。

色の情報は人の見た目以上に明るい所から暗い所まで

保存されているので、

かなり自分のイメージに近い感じで現像できます。

RAW現像など難しい方は、

オートのカメラの露出(シャッタースピード)を

覚えておいて、

マニュアルにして3~5段階アンダー目に撮って

見比べてみるなど、

イメージに近い物を選んでみるのも良いかも。

今はスマホでもマニュアルで撮れるのが多いみたいです。

 

話がそれたので写真に戻りますが、

この写真で撮りたかったところは

花芯の光ってる場所一点です、

なので一番ハイライトな部分を基準にすると

周りは自然に暗く沈んだ感じになりますが

これが撮る方の意図でも有り花の意図でもあるでしょう。

花を知る事が、

花をきれいに撮るコツ?かな。

 

 

(暮らしに花をタスことで、タスかる人や花を増やしたい)

【花の定期便(タスハナ)】

 

私は写真投稿サイト「フォト蔵」で 写真を
2600枚ほど投稿しています。
今はランキングの何処かに入ってるので
「トキゾウ」のプロフィールから
写真を見られますので興味のある方はぜひ。
あくまでプロカメラマンじゃ無いので自己流です、
花の写真がほとんどですがたまに
蝶や鳥なども撮ってます。
楽しんで見てもらえると幸いです。 

写真共有サイト「フォト蔵」